栗沢太鼓同志会  Kurisawa Taiko Society

In celebration of the 15th Anniversary of the Canby-Kurisawa Sister City Relationship And the 20th Anniversarry of the Kurisawa Taiko.
January 8-15,2003
栗沢太鼓20周年記念 『姉妹都市オレゴン州キャンビー市・ハワイ太鼓公演
 栗沢太鼓20周年を記念して、私たちの町と姉妹都市を結んでいるオレゴン州キャンビー市に太鼓を持ち込み記念公演をしてきました。その様子を見てください。




平成15年1月8日(水)


栗沢»千歳»成田»ロスアンゼルス»ポートランドへ

移動時間22時間、くたくたでポートランドに到着。

 出迎えてくれる、キャンビー国際協会のナンシーさん。
 この日は、時差ぼけ解消の為ポートランドに宿泊。雪もなく快適だ。
 太平洋横断の9時間は長かった。ホテルにやっと落ち着いたのは、夜10時。時差17時間。長い長い1日だった。

平成15年1月9日(木)
荷物 1.5尺 6台,小締 2台を持参しました。
 個人の荷物を含めて24個。乗換えが大変でした。

 ポートランドからキャンビーへ
移動。足はスクールバスだ。
市内を観光する。オレゴンの主
産業は林業。木をふんだんに
使った家が多い。大半が平屋
だ。キャンピングカーが各家に
ある。人口、12,000人。

《アッカーマン中学校公演》

 生徒1,200名。曲の他にチャレンジ
コーナーを設ける。積極さはすごい。
ほとんど全員が手を上げる。大騒ぎ
となる。終了後は、生徒達からサイ
ン攻めとなる。明るくて陽気な生徒
達だ。しかし話を始めると場内はと
たんに静まり返る。マナーはすこぶ
るいい。(4曲を披露)

出発はみんな元気いっぱい

1,200名の生徒

チャレンジコーナー大騒ぎ

 

 夜の公演まで、消防署・渡船場を
見学。『務』が消防服を試着してチー
フとなる。人のいい人ばかりだ。
 夕食は、メキシコ料理、タコスに挑
戦これには全員まいった。

《ファインアートセンター公演》

Hei! Chief!

Bill Laird 署長と

渡船場

Canby Fire

Canby Ferry

 およそ1時間半の公演。350名の観客。
平日のコンサートにこんなに人が集まる
ことはまれだという。チケットは販売され
売上は教育基金に寄付された。本格的
なホールで開始はさすがに緊張した。
 ラスト曲にスタンデイングオベレーショ
ンを受ける。アンコール曲を打つ。またま
たスタンディングオベレ−ションとなる。
感動した。

平成15年1月10日(金)
《アダルトセンター公演》
Canby Adult Center
 今日の観客は老人たち。音の大きさに心
配してたずねると。耳栓が配られていた。老
人達は昼食を食べにセンターにやってくる。
その昼食の時間の出演だ。いまいちのりが
悪い。夕べ来てくれた人も何人か見に来て
くれる。キャンビー最後の公演を終え、メン
バー達は一安心。

 公演終了後、レセプ
ションとなった。観客が
みんな参加して、それ
ぞれに交流を深める。
サイン・記念写真と大
変なもてぶりだった。

《フレンドシップガーデン》
 姉妹都市きっかけを作った、亡きアッカーマンさんへ献花し交流
の石をを納めにフレンドシップガーデンを訪ねる。訪問した人は必
ずここを訪ねて、栗沢の地にある石に文字を書き入れこの公園に
記念に置いてくる。
市長に町長からの
    プレゼントを渡す。
《レセプション》
150名の老人たちの前で
おかめとひょっとこの面をかぶって
《オレゴンガーデン・ショッピング・交流会・事件勃発》
 アダルトセンターの公演の後、オレゴンガ
ーデンの見学、夜はステーキハウスで巨大
なステーキに挑戦、交流会がプライベートク
ラブで行われ持ち込んだカラオケCDでUS
カラオケデビューを果たす。会場の雰囲気
にあっけにとられながら日本男児の意地を
みせる。大喝采を受ける。
 終了後、ロッジに戻ると部屋の前に酔っぱ
らいが居座っている。パトカーが6〜7台ロッ
ジ前に出動されるという事件が勃発。女の子
達はパニック状態となる。そのポリスマンとど
ういう訳か記念撮影となった。

  1月11日は、観光バスで西海岸を観光。
景観に酔いしれた。水族館やシーフードレ
ストラン・お土産屋やアウトレットで買い物
を楽しむ。 

 帰路前夜、お世話になったWilmes
夫妻から町や太鼓にプレゼントが渡
され手作りのワインと新鮮な蟹でお
別れ会をしてくれる。涙あり笑いあり
で名残を惜しんだ。

交流の石
オレゴンガーデン
こんな標識も
巨大ステーキ
信号の絵柄が

ナンシー

デイビット

ナンシーと子供達

Hawaii
ANNIVERSARY CONCERT

平成15年1月12日(日)

ポートランド

ホノルル

 早朝4時、一睡もできずに空港へ。
デイビットとナンシーとの別れは続く。
5個のスーツケースが検査に引っかかる。
貴広が買い込んだ洗剤がTNT火薬と間違
えて反応したらしい。何とか検査をパス、
思い出を噛みしめ一路ホノルルへ。

ロスアンゼルス

さようならキャンビー、ナンシー・デイビット。また必ず再会できることを祈る。

 夕刻、ホノルルに着く。青空と緑、
暖かさに気分も南国だ。美味しい
日本味にみんな元気が出る。

《ハワイ公演》

早速アロハシャツを買い込む

海はきれいだ。アロハ

食事は最高、

 いよいよハワイ公演だ。会場はロイヤルハ
ワイアンショッピングセンターステージ。私達
の前に、ポリネシアンダ ンスのショーが行われ
ていた。予定より早く終わり、私達の開始を早
める。太鼓の音が聞こえると次々に人が集ま
ってくる。日本の観光客、台湾の人、日系の人、
もちろんアメリカ人、人種もさまざまだ。大うけ
である。

カラカウア大通りに面したステ
ージに人が次々に。

平成15年1月13日(月)

 午前は観光バスで名所を回る。
午後自由時間とし、海や買い物を楽しんだ。

・
平成15年1月14日(火)

 早朝発の出発が4時間遅れとなりみんな
熟睡できた。ハワイの日程はわずかで残念
だ。もう一日、もう1ステージがほしかった。
 しかし、みんないい経験を積み頼もしくな
った。雪国へ舞い戻る。

平成15年1月15日(水)

「Canby Herald」 1/11日付の記事

 日付変更線を越え千歳着、夕刻
帰町。家族の迎えを受ける。5年の
準備と沢山の人の応援を受けての
キャンビー・ハワイ公演は、これか
らの栗沢太鼓の大きな支えとなる
ことを信じる・・・。

MEMBERS

英語指導助手で、太鼓を一緒に
していたナタリーとメラニーが家
族と一緒に駆けつけてくれました。

かわいい3姉妹のファンができ
ました。帰国後、レターのやり
取りをしています。

博多から来ている留学生
が通訳をかってくれました。

市民と交流があっちでこっちでと・・・。

観衆も真剣に聞き入ってくれました

老人達も太鼓にチャレンジ

デイビットにマッサージ

オレゴンヒストリー碑で

陽気な船長さん

夢に見たキャンビー公演が現実に

全4公演を終えて、大満足のメンバー達

 南国の暖かさにメンバー
の身体の切れは抜群。の
りに乗ったステージとなっ
た。曲間にMCなしで続け
ていくが、5曲目位にはバ
テにバテた。しかし、すが
すがしい汗を流し心地い
い疲労感の太鼓公演とな
った。

Canby


何故かキャンビーポリスと
千歳で激励栗沢太鼓の垂れ幕
9・11のテロの残骸が碑として
献花
団長と記念撮影
ナンシーへ記念品
出発前の結団式、身がひきしまる。
PROFILE
Photos / T.Kawamori  N.Takahata
スタンディングオベレーションだ