栗沢太鼓同志会 Kurisawa Taiko Society
平成15年1月8日(水)
栗沢»千歳»成田»ロスアンゼルス»ポートランドへ
移動時間22時間、くたくたでポートランドに到着。
出迎えてくれる、キャンビー国際協会のナンシーさん。
この日は、時差ぼけ解消の為ポートランドに宿泊。雪もなく快適だ。
太平洋横断の9時間は長かった。ホテルにやっと落ち着いたのは、夜10時。時差17時間。長い長い1日だった。
ポートランドからキャンビーへ
移動。足はスクールバスだ。
市内を観光する。オレゴンの主
産業は林業。木をふんだんに
使った家が多い。大半が平屋
だ。キャンピングカーが各家に
ある。人口、12,000人。
《アッカーマン中学校公演》
生徒1,200名。曲の他にチャレンジ
コーナーを設ける。積極さはすごい。
ほとんど全員が手を上げる。大騒ぎ
となる。終了後は、生徒達からサイ
ン攻めとなる。明るくて陽気な生徒
達だ。しかし話を始めると場内はと
たんに静まり返る。マナーはすこぶ
るいい。(4曲を披露)
出発はみんな元気いっぱい
1,200名の生徒
チャレンジコーナー大騒ぎ
《ファインアートセンター公演》
Hei! Chief!
Bill Laird 署長と
渡船場
Canby Fire
Canby Ferry
およそ1時間半の公演。350名の観客。
平日のコンサートにこんなに人が集まる
ことはまれだという。チケットは販売され
売上は教育基金に寄付された。本格的
なホールで開始はさすがに緊張した。
ラスト曲にスタンデイングオベレーショ
ンを受ける。アンコール曲を打つ。またま
たスタンディングオベレ−ションとなる。
感動した。
公演終了後、レセプ
ションとなった。観客が
みんな参加して、それ
ぞれに交流を深める。
サイン・記念写真と大
変なもてぶりだった。
帰路前夜、お世話になったWilmes
夫妻から町や太鼓にプレゼントが渡
され手作りのワインと新鮮な蟹でお
別れ会をしてくれる。涙あり笑いあり
で名残を惜しんだ。
ナンシー
デイビット
ナンシーと子供達
平成15年1月12日(日)
ポートランド発
ホノルルへ
早朝4時、一睡もできずに空港へ。
デイビットとナンシーとの別れは続く。
5個のスーツケースが検査に引っかかる。
貴広が買い込んだ洗剤がTNT火薬と間違
えて反応したらしい。何とか検査をパス、
思い出を噛みしめ一路ホノルルへ。
ロスアンゼルス
さようならキャンビー、ナンシー・デイビット。また必ず再会できることを祈る。
夕刻、ホノルルに着く。青空と緑、
暖かさに気分も南国だ。美味しい
日本味にみんな元気が出る。
《ハワイ公演》
早速アロハシャツを買い込む
海はきれいだ。アロハ
食事は最高、
いよいよハワイ公演だ。会場はロイヤルハ
ワイアンショッピングセンターステージ。私達
の前に、ポリネシアンダ ンスのショーが行われ
ていた。予定より早く終わり、私達の開始を早
める。太鼓の音が聞こえると次々に人が集ま
ってくる。日本の観光客、台湾の人、日系の人、
もちろんアメリカ人、人種もさまざまだ。大うけ
である。
カラカウア大通りに面したステ
ージに人が次々に。
午前は観光バスで名所を回る。
午後自由時間とし、海や買い物を楽しんだ。
早朝発の出発が4時間遅れとなりみんな
熟睡できた。ハワイの日程はわずかで残念
だ。もう一日、もう1ステージがほしかった。
しかし、みんないい経験を積み頼もしくな
った。雪国へ舞い戻る。
「Canby Herald」 1/11日付の記事
日付変更線を越え千歳着、夕刻
帰町。家族の迎えを受ける。5年の
準備と沢山の人の応援を受けての
キャンビー・ハワイ公演は、これか
らの栗沢太鼓の大きな支えとなる
ことを信じる・・・。
英語指導助手で、太鼓を一緒に
していたナタリーとメラニーが家
族と一緒に駆けつけてくれました。
かわいい3姉妹のファンができ
ました。帰国後、レターのやり
取りをしています。
博多から来ている留学生
が通訳をかってくれました。
市民と交流があっちでこっちでと・・・。
観衆も真剣に聞き入ってくれました
老人達も太鼓にチャレンジ
デイビットにマッサージ
オレゴンヒストリー碑で
陽気な船長さん
夢に見たキャンビー公演が現実に
全4公演を終えて、大満足のメンバー達
南国の暖かさにメンバー
の身体の切れは抜群。の
りに乗ったステージとなっ
た。曲間にMCなしで続け
ていくが、5曲目位にはバ
テにバテた。しかし、すが
すがしい汗を流し心地い
い疲労感の太鼓公演とな
った。